日本の小説・随筆(ハ行) (全51件)
「ロッパ日記代わり 手当り次第」
著者: | 古川緑波 | |
出版社: | 河出書房新社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 2015年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「ロッパ晩年、日記代わりのように綴られた雑誌連載の初単行本化。手当り次第に、食べ物、見たもの聞いたもの、読んだものを歯に衣着せずに記録」(紹介文より)
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「一階でも二階でもない夜―回送電車II」
著者: | 堀江敏幸 | |
出版社: | 中央公論新社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2004年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「須賀敦子、北園克衛ら7人のポルトレ、10年ぶりのフランス長期滞在で感じたこと、なにげない日常のなかに見出した秘蹟の数々‥‥長短さまざまな54篇を収録した散文集。評論、小説、エッセイ等の諸領域を横断する“回送電車”第2弾。」(紹介文より)
【目次より】 「静かの海」「此処に井戸水と葡萄酒があるよ」「古書店は驢馬に乗って」「なつやかた」「西瓜の味」「すいようえき」「順送りにもたせて生かしときたい火」「コミさんのバスが消えてしまった」「書き割りのなかへ」‥‥など →このほかに「堀江敏幸」の本があるか調べてみる |
「女と冒険」
著者: | 萩原葉子 | |
出版社: | 読売新聞社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1973年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「大正・昭和の詩壇を席捲した詩人、萩原朔太郎を父に持ち、エッセイストクラブ賞、新潮文学賞、田村俊子賞などに輝く著者が、苦難の人生に立ち向かうたくましい女の生き方を誠実に浮き彫りにした感動の最新エッセー集」(帯より)
【目次より】 「女の不思議さ」「社会時評」「私の人生論」「父・朔太郎のこと」「忘れ得ぬ人々」「私の趣味」「雑感」‥‥など →このほかに「萩原葉子」の本があるか調べてみる |
「花川戸へ」
著者: | 樋口修吉 | |
出版社: | 中央公論社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1995年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
浅草生まれの高橋伸寿という実在のジャス歌手の生涯を描いた作品。フィクションと現実の境が曖昧になるような、不思議な瞬間はないけれど、戦前から戦後のジャズブームの頃、そして平成になるまでの長い期間を、関係者の話も交えていねいに語っている
→このほかに「樋口修吉」の本があるか調べてみる |
「片乞い紀行」
著者: | 古山高麗雄 | |
出版社: | 文藝春秋 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1975年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B/背ヤケ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「旅、唄、そして妻。ひとり娘は嫁にゆく。だから、とにかく旅に出たかったのだ。感傷ぎらいの感傷家。旅とは、しょせん、蒸発ごっこか。唄うときは、ひくくつぶやく、正真正銘の中年の詩」(帯より)
【目次より】 「せんべいと鹿と大仏」「中屋のおかあさん」「わが青春の浅草」「輸送船が出た港」「オホーツクを見た」「沖縄ふたたび」‥‥など →このほかに「古山高麗雄」の本があるか調べてみる |
「森茉莉かぶれ」
著者: | 早川茉莉 | |
出版社: | 筑摩書房 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 2007年初版 | |
価格: | 900円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
12歳の時に作家“森茉莉”に出会い、憧れ続けついに「茉莉」という名前を自分で名乗るほどになった著者が、手紙魔だった森茉莉に宛ててつづった48通のラブレター
【目次より】 「春の章 京都・銀月アパートメントからの手紙(あなたを辿るための舞台装置/七色の虹の輝きを部屋に鏤める‥‥など)」「夏の章 カフェからの手紙(好きな本や手紙はカフェで読む/森茉莉時間が過ごせるカフェで‥‥など)」「秋の章 巴里からの手紙(パッパに似た人/毎日が日曜日‥‥など)」「冬の章 東京からの手紙(長い長い幸福な時代/東京が好き―あなたの浅草‥‥など)」 |
「あなたはわたし」
著者: | 富士正晴 | |
出版社: | 未来社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1964年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「小感軽談」
著者: | 藤枝静男 | |
出版社: | 筑摩書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1975年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「すぐれた文章家である著者の、仏像とのめぐりあい、旅で見た山河、師友との交流などをおさめる随筆集」(帯より)
【目次より】 「美濃の窯址」「偽仏真仏」「フランクフルトのルクレツィア」「セザンヌの色彩」「薬師寺東院聖観音」「道具屋の親爺」「北欧の風物など」「ガンジス河・ヒマラヤ」「インドの弥生壺」「読書と創作」「虚子のレコード」「志賀直哉紀行」「志賀氏と油絵」「瀧井孝作『俳人仲間』」「永井龍男『雑談衣食住』」「網野菊『雲晴れ』」「広津桃子『父・広津和郎』」「江藤淳『批評家の気儘な散歩』」「阿部昭『無縁の生活』」‥‥など →このほかに「藤枝静男」の本があるか調べてみる |
「パリふたたび」
著者: | 平岡篤頼 | |
出版社: | 小沢書店 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1973年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
【目次より】
「再びまみえるパリ1」「錯覚としての自由」「モンマルトルの夜」「忘れ得ぬ顔」「キャッフェの人間学」「オランダ・ドイツの旅」「また会う日まで」「踊るアメリカ」「ヴァンセンヌのこと」‥‥など →このほかに「平岡篤頼」の本があるか調べてみる |
「極楽人ノート」
著者: | 富士正晴 | |
出版社: | 六興出版 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1979年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「人間観察の極意。若き日に出会った竹内勝太郎・榊原紫峰・伊藤静雄・高村光太郎の思い出から、久坂葉子・花田清輝・武田泰淳・檀一雄・小林太市郎・長沖一らへの追悼の記、貝塚茂樹・小野十三郎・司馬遼太郎‥‥など深い付き合いのなかから生まれた卓抜な人物エッセイなど、快筆で描く交遊帖」(帯より)
→このほかに「富士正晴」の本があるか調べてみる |
「虚壊」
著者: | 藤枝静男 | |
出版社: | 講談社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1983年初版 | |
価格: | 1500円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「日常身辺のさまざまな事象にするどい観照をしめして、自然と人間のたしかな生命の息吹をつたえる。自在な筆致で描く現代“私小説”の最高峰!」(帯より)
【目次より】 「みな生きもの みな死にもの」「ゼンマイ人間」「やっぱり駄目」「二ハ二」「みんな泡」「黒い石」「人間抜き」「虚壊」「またもや近火」 →このほかに「藤枝静男」の本があるか調べてみる |
「湯タンポにビールを入れて」
著者: | 古山高麗雄 | |
出版社: | 講談社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1971年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「湯タンポにビールを入れて」「ボートのある団地」「サチ住むと人の言う」「トンキとビビアン・又は馬の恋」「三ちゃんも三ちゃんや」「ジョーカーをつけてワンペア」を収録
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「紙魚の退屈」
著者: | 富士正晴 | |
出版社: | 人文書院 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1972年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B/函少しイタミあり | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「この猖?な世の中に愛想を尽かし、書物の中の紙魚さながらに陋屋に閉じ籠もる著者・その洒脱な処世法と痛快な現代風刺が読者の脱社会への潜在本能を快く擽って読後人間らしい退屈の法悦境を現出させる。好随筆集」(帯より)
【目次より】 「旭日昇天の春」「父として」「小さい日本人」「十年の恐怖」「紙魚の分際」「退屈通信」「現代退屈の諸様相」「私の織田作之助像」「文学の友」「あの人この人」「少年と老人の間」「藪の中も変わった」「わが読書・わが反訳」「喜劇についての存念」‥‥など →このほかに「富士正晴」の本があるか調べてみる |
「石心桃夭」
著者: | 藤枝静男 | |
出版社: | 講談社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1981年初版 | |
価格: | 1200円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
美術のこと、知友のこと、敬愛する志賀直哉について‥‥など、軽妙な文体でつづった5冊目の随筆集。
【目次より】 「美術展への不満」「美濃の窯」「やきものとの出会い」「日々是ポンコツ」「むかしむかしの藤枝町」「高麗人形のことなど」「尾崎一雄氏の文化勲章」「立原正秋君のこと」「私の読書」「外国文学と私」「野間賞受賞の言葉」‥‥など →このほかに「藤枝静男」の本があるか調べてみる |
「寓目愚談」
著者: | 藤枝静男 | |
出版社: | 講談社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1972年初版 | |
価格: | 1400円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
美術のこと、知友のこと、敬愛する志賀直哉について等々、軽妙な文体でつづった第二随筆集。
【目次より】 「志賀さんのこと」「志賀さん一面」「リッチ」「白柘榴」「和解」「ボッシュ」「ボッシュ画集」「埴谷氏のこと」「アポロンの島」「海からの光」「気楽なことを」「古山氏のこと」「プレオー8の夜明け」「若い小説家たち」「三好十郎著作集第34巻」「救世主K先生」「弥生式小壺」「法隆寺と私」「わからぬこと」「似たようなこと」「他称大家」「孫びき二つ」「庭の皮はぎ」「大津事件手記」「ヨーロッパ寓目」「あれもロシアこれもロシア」‥‥など →このほかに「藤枝静男」の本があるか調べてみる |
「愛国者たち」
著者: | 藤枝静男 | |
出版社: | 講談社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1973年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「日本人の精神風土に真の“愛国”の意味を問い、確かな文学の肌ざわりを澄明な世界にきざんだ、藤枝静男の醇乎たる名品八篇」(帯より)
【目次より】 「愛国者たち」「孫引き一つ」「接吻」「山川草木」「風景小説」「私々小説」「キエフの海」「老友」 →このほかに「藤枝静男」の本があるか調べてみる |
「悲しいだけ」
著者: | 藤枝静男 | |
出版社: | 講談社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1979年4刷 | |
価格: | 800円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
藤枝文学の極北と称讃された野間賞受賞の表題作「悲しいだけ」を含む「滝とビンズル」「在らざるにあらず」「出てこい」「雛祭り」「庭の生きものたち」「雉鳩帰る」「半僧坊」の8編の短篇を収録した短編集
→このほかに「藤枝静男」の本があるか調べてみる |
「バルセローナにて」
著者: | 堀田善衛 | |
出版社: | 集英社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1989年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「いまも影を曳くスペイン内戦‥‥そして狂女王フアナ。スペインに魅せられて、旅し、住まうこと二十数年。冷徹に見すえた、人間の尊厳、狂気・愚行の歴史とそこにしずかに身を置きつづけた著者の魂の遍歴」(帯より)
→このほかに「堀田善衛」の本があるか調べてみる |
「或る年の冬 或る年の夏」
著者: | 藤枝静男 | |
出版社: | 講談社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1972年2刷 | |
価格: | 1500円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「性と思想に切り裂かれる青春を頑なまでに潔癖に生き、後年の著者の厳しく深い文学と人生を予感させる青春像。昭和初期に青春を生きた知識人が不可避だった“思想”問題、それを自らに苛酷に課した著者の苦闘、家族への深い愛。時代と自分の良心を誠実・厳格に生きた著者の青春自伝」(紹介文より)
→このほかに「藤枝静男」の本があるか調べてみる |
「舌先四寸」
著者: | 藤本義一 | |
出版社: | 潮出版社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1975年4刷 | |
価格: | 500円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「『世の中に金があるというのは神さんが嘘をつくようにというてはんのと同じ事や』と豪語するのは通称“聖徳太子”といっても、一万円札に鎮座まします方を想像されては困る。ショウトクタイコと読む、22歳のれっきとしたレディである。彼女は三寸よりちょっと長いという四寸の舌を武器に、しゃべりまくり、いつしか自分のペースに相手をまきこんでしまうペテンの大天才。けちな本名よりも、正々堂々の名前を使って金儲けをしたいという理由で、変名を使っている。さて、愛くるしい顔をふりまいての珍なる金儲けの顛末は‥‥」
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「雪沼とその周辺」
著者: | 堀江敏幸 | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 2003年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B/カバーうすい汚れあり | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
ボーリンク場の古い機械、町レコード店、製函工場、書道教室、定食屋‥‥など、今の世の中では忘れら去られてしまいそうなものたち、そしてそういったものにこだわり続けた人生の夕暮れを迎えた、もしくは迎えようとしている雪沼近辺に住む人々を描いた短編集。それぞれに直接的なつながりはないけれど、ふと話の中に出てきたりとかすかにつながっている
→このほかに「堀江敏幸」の本があるか調べてみる |