カヌー犬ブックス


日本の小説・随筆(ハ行) (全61件)

「六本の色鉛筆」

著者: 東山魁夷
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 1977年5刷
価格: 1000円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
昭和50年の秋にパリで展覧会が行われた後、引き続きドイツでも展覧会が開かれることになり、その年の11月から年明けまでドイツに滞在したすることになる。この本ではそのドイツの冬の旅を、自然や芸術などに触れつつ六色の色についてのイメージとともにつづった作品。

 →このほかに「東山魁夷」の本があるか調べてみる

【目次より】
「白い聖夜」「灰色に霧」「緑の楡の木」「青いライン」「茶色の落ち葉」「黒い空」‥‥など


「あのころ、うちのテレビは白黒だった」

著者: 平野恵理子
出版社: 海竜社
サイズ: 21×15cm(ソフトカバー)
発行年: 2020年初版
価格: 800円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
客間にあった掛け軸、蚊帳に蚊取り線香、楽しみだった縁日‥‥など、今となっては映画や小説の世界でしか見られなくなってしまった昭和の懐かしい風景を、イラストとともにつづったエッセイ

 →このほかに「平野恵理子」の本があるか調べてみる


「さみしいネコ」

著者: 早川良一郎
出版社: みすず書房
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2006年3刷
価格: 800円
状態: B+/背ヤケ
▼ 本の紹介 ▼
海洋少年団本部を経て、経団連事務局に勤め、定年退職後に私家版のエッセイ集を出版し第22回日本エッセイスト・クラブ賞受賞を受賞した著者のエッセイ集。「定年後のささやかな暮らしのなかで、見たり、聞いたり、感じたり、思い出したり‥‥50歳をすぎてから軽妙洒脱な随筆家として現われた著者円熟のエッセイ17篇。」(帯より)

 →このほかに「早川良一郎」の本があるか調べてみる

【目次より】
「自由への道」「ウナギと美顔ブラシ」「定年の敵」「銀座のネオン」「シラムレンの涙」「土曜の午後‥‥」「クレオパトラの鼻」「アンバランス」「サラリーマンの椅子」「月月火水木金金」「さみしいネコ」「お辞儀と敬礼」「トインビーのズボン」「よせばいいのに」「空きびん人生」‥‥など


「酒から教わった大切なこと―本・映画・音楽・旅・食をめぐるいい話」

著者: 東理夫
出版社: 天夢人
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2018年初版
価格: 800円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
作家、翻訳家、エッセイスト、ミュージシャンで、アメリカ文化や映画、音楽、ファッションに造詣の深い著者が雑誌・新聞等で発表してきた、本・映画・音楽・旅・食と酒にまつわる話をまとめたもの。

→このほかに「東理夫」の本があるか調べてみる

【目次より】
「開店直後のバーで」「酒の本棚 酒場で話せる62冊」「酒と映画と音楽と」「「和」に酔う」「旅に酔う」「ミステリに学ぶバー十戒」「酒がぼくを育ててくれた」‥‥など


「やっぱり食べに行こう。」

著者: 原田マハ
出版社: 毎日新聞社
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2018年初版
価格: 600円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
ゴッホもこんなふうにパンをかじりながら、サン=レミからパリへと戻ったのかもしれない。小説、アートと同じくらい「おいしいもの」が大好きという著者が、パリ、NY、ロンドン、スペイン、ロシア、京都、蓼科‥‥など、『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』『たゆたえども沈まず』などの取材先で食べた「思い出の一品」をつづったエッセイ集。

 →このほかに「原田マハ」の本があるか調べてみる


「パンダのうんこはいい匂い」

著者: 藤岡みなみ
出版社: 左右社
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2022年初版
価格: 800円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
パンダ好きが高じて四川省でパンダ飼育員体験、四川省出身の義母が洗面台に泳がすフナ、ラスベガスで生ハム地獄、首吊りショーで生き死にを考え、映画を作っては他者の身体を想像する。海外での体験のみならず、暮らしの中での「異文化」をつづったエッセイ集。

 →このほかに「藤岡みなみ」の本があるか調べてみる


「彼女の家出」

著者: 平松洋子
出版社: 文化出版局
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2016年初版
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「50代になって経験する思いがけない現実の数々。老眼、ちりめん皺、似合わなくなった服、夫や老親のこと。一方で、植物に親しみ、喫茶店や映画館でなごむ時間も楽し。同世代に向けた軽妙かつ味わい濃厚なエッセイ集」(紹介文より) 


「いまモリッシーを聴くということ」

著者: ブレイディみかこ
出版社: Pヴァイン
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2017年初版
価格: 1200円 [Sold Out]
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
ザ・スミス時代からソロ活動まですべてのアルバムを追いながら、30年以上にもわたるその歩みをディスクガイド形式で描いたザ・スミス/モリッシー論

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「めぐらし屋」

著者: 堀江敏幸
出版社: 毎日新聞社
サイズ: 単行本
発行年: 2007年初版
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
大学卒業後、知り合いの会社に長く勤める蕗子さんは、低血圧でいつも体調が悪く、感覚的にもちょっとまわりの人たちとズレている独身女性。ある日、蕗子さんは、長いあいだ離れて暮らしていた父の遺品を整理するために、父親が暮らしていたアパートまで出かける。近くにひょうたん池のあるそのアパートでみつけた「めぐらし屋」と書かれた大学ノート、そしてそのノートに貼られていた蕗子さんが幼い頃に描いた黄色い傘の絵にひかれ、謎のようなそのノートと、蕗子さんがアパートにいるときにたまたまかかってきた要領の得ない電話、近くに住む父親の知人といった点をたどって、知らなかった父親の過去に想いをめぐらせていく‥‥

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「本の花」

著者: 平松洋子
出版社: 本の雑誌社
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2013年初版
価格: 800円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
料理の本から小説、写真集まで、平松洋子の書評をまとめた本。よしもとばなな、小川洋子、辛酸なめ子、小泉武夫、いとうせいこう、内田樹、森まゆみ、いしいしんじ、森山大道、橋本治、山下清‥‥などの本を取り上げています。太田和彦・大竹聡との酒をめぐる話、鴻巣友季子との再読にまつわる対談も収録

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「「どこへも行かない」旅」

著者: 林望
出版社: 光文社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2006年初版
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「日本人の観光は少しせわしすぎる、という著者が「観光しない観光」を提案。目指すのは、どこへも行かない旅、何もしない旅。人影のない山道に分け入って手付かずの自然の美景に出会ったり、人知れず佇む老建物を裏手に回って観察したり。日本と英国での経験を元にリンボウ先生が実践的な旅を旅情たっぷりに指南」(紹介文より)

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「彼女のいる背表紙」

著者: 堀江敏幸
出版社: マガジンハウス
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2009年初版
価格: 800円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「書物のなかの“彼女”と書き手の生きた道すじを清謐な筆致で重ね綴る―。雑誌『クロワッサン』で好評を博した、上質な随筆集。」(紹介文より)

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【目次より】
「固さと脆さの成熟」「ふくよかな通俗」「ああ、マダム・ドダン!」「おばあちゃんは二人いる」「犬になりたかった人」「仕事としての円周」「黄色い眼の契約」「もしもベアトリチェが生きていたら、なったであろう女」「弱いままでいたいというのが、わたしの一番望んでいたこと」「つつましい雉鳩のように」‥‥など


「わが遍歴の山河」

著者: 東山魁夷
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1976年14刷
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
日本国内にとどまらず、欧州各地を遍歴し風景やそこで出会った人たちをを描き続けた日本画家・東山魁夷の生涯をつづった自叙伝

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「凡庸さについてお話させていただきます」

著者: 蓮實重彦
出版社: 中央公論社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1992年4版
価格: 1000円 [Sold Out]
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「マクシム・デュ・カン、食事、性、知識人、良い『結論』と悪い『結論』、女子大生と卵、国際映画祭、哲学者、モード、出題予想…この世界の記号と、その凡庸さに耐えることをいかに形式化してゆくか、と語る斬新なエッセイ集」(紹介文より)

 →このほかに「蓮實重彦」の本があるか調べてみる

【目次より】
「凡庸さについて」「氾濫する映像情報のフォーカスは合っているのか」「「性」とはなににもまして差異の体験であり性器の体験ではないのだ」「情報化社会ではなぜ食事から快楽が失われたのだろうか」「大学入試の出題予想が的中してしまう現実をどう楽しむことが正解なのか」「大衆消費社会では知識人もまた絶えざる“芸”を要求される」‥‥など


「定点観測―メディアの幻と夢の企画書」

著者: 萩原朔美
出版社: PARCO出版
サイズ: 21×15cm(ソフトカバー)
発行年: 1987年初版
価格: 800円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
ダスキンで本の表紙を作ったら?生まれてから死ぬまで切った髪を捨てなかったら?情報年齢って知ってますか?雑誌の「へそ」は何ページ目にあるの?読んでいくうちに文字が全部消えてしまう本を作ってみたら?転倒のイリュージョン集

 →このほかに「萩原朔美」の本があるか調べてみる

【目次より】
「街の富士山をコレクション」「田舎ネズミのセカンドハウス」「メタ・ヴィデオが市販される日」「引っ越し用モニター」「正義の味方は顔を隠す」「触覚の見本帳」「子供のためのイメージ・ミュージアム」「ファミリー写真」「動物写真」「レントゲン写真」「商品写真」「鑑識写真」「天体写真」「消える写真」「観光写真」「日録写真」「火葬される写真」「反映写真」「キネティック写真」「ピンボケ写真」「ゼロックス写真」‥‥など


「子午線を求めて」

著者: 堀江敏幸
出版社: 思潮社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2001年3刷
価格: 800円 [Sold Out]
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
グリニッジ以前から存在していたパリ子午線上に埋め込まれた銅盤を探す詩人ジャック・レダの文章をめぐる考察の「子午線を求めて」をはじめ、「現代詩手帖」や「ユリイカ」に連載されたコラムを中心に、セリーヌと1980年代のロマン・ノワールの関係を探った文章などを加えてまとめられた本。文字数の決まった短めのものと論文ともいえる内容のものなどがバランスよく並べられている

 →このほかに「堀江敏幸」の本があるか調べてみる

【目次より】
「子午線を求めて―ジャック・レダに」「いちばん低い雲」「象を説得すること」「アンボワーズの春」「美しい母の発見」「距離について」「人恋しさについて」「変名について」「忘却の河」「セリーヌとロマン・ノワールのための序章―『夜の果てへの旅』と郊外」「コンクリートの氷野―ロマン・ノワールと郊外」「ブゾンとラ・クルヌーヴのはざまで―セリーヌと郊外」「長いあいだ、私は寝相が悪かった」「ジャン・プレヴォーのために」「忘れられた軽騎兵」「カメレオンになろうとしているのに、世界はたえず私から色を奪っていく」「内なる港の光景」「空虚の輪郭」「そして誰もいなくなった」「ぼくの叔父さん」「下降する命の予感―エルヴェ・ギベールをめぐる断章」‥‥など


「五十八歳、山の家で猫と暮らす」

著者: 平野恵理子
出版社: 亜紀書房
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2020年初版
価格: 700円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
母を亡くしたあと、両親の家の片づけのために八ヶ岳の麓の家に暮らして2年。美しい山での四季、買い物難民、ご近所付き合い、越冬などの不便‥‥母の思い出と不在をともにかみしめながら、ひとりで暮らす深い豊かさをつづったエッセイ

 →このほかに「平野恵理子」の本があるか調べてみる


「赤い罌粟の花」

著者: 平岡篤頼
出版社: 小沢書店
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2000年初版
価格: 1200円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
平岡篤頼はバルザックやアラン・ロブ=グリエ、デュラス、パトリック・モディアノといった作家の翻訳を手がけてる仏文学者で、作家としても2度芥川賞候補となっている。また早稲田大学文学部の教授として「早稲田文学」刊行なども尽力し、教え子には栗本薫、重松清、堀江敏幸、小川洋子、角田光代といったらがいる。この本は、芥川賞候補にあげられた表題作のほか、夢日記をつづった作品や戦時中を舞台に子どもを主人公にした作品、「ジッドの日記」について書いた(創作ではない)作品など、さまざまなな手法がとられた短篇が収録されている

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「銀座一期一会」

著者: 樋口修吉
出版社: マガジンハウス
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1992年初版
価格: 600円
状態: B-/背ヤケ
▼ 本の紹介 ▼
ソニースクエアの若手トリオ、米洲の後を継いだ孫娘の十二カ月雛、並木通りに惚れこんだ男、銀座能楽堂のオーナー、壱番館の三代目、木版画店の若旦那…新しさと旧さの入り混った銀座という街を舞台に、さりげなく輝いて夢を紡ぐ人たちの話

 →このほかに「樋口修吉」の本があるか調べてみる


「その姿の消し方」

著者: 堀江敏幸
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2016年初版
価格: 700円
状態: B+/カバー薄い汚れあり
▼ 本の紹介 ▼
フランスに留学していた時に古物市で見つけた、1938年の消印のある古い絵はがきにつづられた十行の詩を発端に20数年にわたる縁を描いた物語。主人公はその詩に刺激され、作者は「詩人」、しかも世に知られることなくこの世を去った「詩人」ではないかと推測し、その10行の詞を分析し、この詩が書かれたシチュエーションなどを夢想する。その後、一枚また一枚と同じ作者と思われる十行の詩がつづられた絵葉書を手に入れ、ついには生前の「詩人」知る人物にたどり着く‥‥

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「志賀先生の台所」

著者: 福田蘭童
出版社: 現代企画社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1977年初版
価格: 1000円
状態: B+/函シミあり、本体はきれいです
▼ 本の紹介 ▼
料理、釣り、麻雀――伊豆・熱海を舞台に、作家・志賀直哉先生と料理人蘭童とがくりひろげる、粋な洒脱な交友録。著者は、画家青木繁の息子で、元ハナ肇とクレージーキャッツメンバーの石橋 エータローの父親

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「ふやすミニマリスト―1日1つだけモノを増やす生活を100日間してわかった100のこと」

著者: 藤岡みなみ
出版社: かんき出版
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2021年初版
価格: 600円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
100日間、所持品ほぼ0からはじめて「1日1つアイテムを取り出す」という決まりで生活。1日目から100日目まで毎日どんなものを選んだのか、またどのように感じて過ごしていたかと100日間を通して気づいた100個のことについてつづった本

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「ブロークン・ブリテンに聞け―Listen to Broken Britain」

著者: ブレイディみかこ
出版社: 講談社
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2020年初版
価格: 600円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
「EU離脱、広がる格差と分断、そしてコロナ禍‥‥。政治、経済、思想、アート、映画、テレビ番組、王室、英語、パブ…など英国社会のさまざまな断片から、激動と混沌の現在を描く、時事エッセイ集。」(紹介文より)

 →「ブレイディみかこ」の本があるか調べてみる

【目次より】
「#芸術がウザくなるとき」「ブレグジットとUKコメディ」「英国英語はしちめんどくさい」「エモジがエモくなさすぎて」「シェイクスピア・イン・エモジ」「パブvs.フードホール抗争に見る地べたの社会学」「緊縮の時代のフェミニズム」「モナキー・イン・ザ・UK―ーMonarchy in the UK」「『Brexit: The Uncivil War』 に見るエビデンスと言葉の仁義なき戦い」「Who Dunnit ? マルクスの墓を壊したやつは誰だ」「『負債論』と反緊縮――グレーバーが「経済サドマドキズム」と呼んだもの」「グレーバーの考察――労働者階級の「思いやり」が緊縮マインドを育てる」「「UKミュージック」なるものの終焉」「英国ワーキングクラス映画の巨匠が復活――ケン・ローチとシェーン・メドウズ」‥‥など


「記号の霙 井伏鱒二から小沼丹まで」

著者: 平岡篤頼
出版社: 早稲田文学会
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2008年初版
価格: 1000円
状態: B-/カバー薄い汚れあり
▼ 本の紹介 ▼
「早稲田文学」の責任編集者として、また早稲田大学文芸科の創始者のひとりとして、重松清、堀江敏幸、小川洋子、角田光代らを教え育てた教育者であり、アラン・ロブ=グリエ、クロード・シモン、マルグリット・デュラス等、ヌーヴォー・ロマンの翻訳で知られ、日本に「ヌーヴォー・ロマン」を紹介、作家としても「消えた煙突」で芥川賞候補になるなど幅広い活動をおこなった著者による批評集。

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「鳥肌が」

著者: 穂村弘
出版社: PHP研究所
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2016年初版
価格: 700円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
現実の中に時折そっと顔を覗かせる「ズレ」、隣にいる人のちょっと笑える言動。それをつきつめていくと、思わぬ答えが導き出されていく。こわいから惹かれる、こわいからつい見てしまう。ただ、その裏にあるものを知った時、もう今まで通りではいられない‥‥そんな日常の中でふと覚える違和感を感じる42の瞬間を集めた恐怖と笑いが紙一重で同居するエッセイ集。

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【目次より】
「次の瞬間」「『母』なるもの」「自分フラグ」「他人に声をかける」「運命の分岐点」「子役」「『あなた』がこわい」「原材料という不安」「現実の素顔」「夢の中、部屋の中、部屋の外、車の中」‥‥など


「東京坊ちゃん」

著者: 林望
出版社: 小学館
サイズ: 単行本
発行年: 2204年初版
価格: 500円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
昭和30年代の東京郊外を舞台にのぞむ少年を主人公にした自伝的小説。庭の鶏を絞めて鳥鍋を作ったり、五右衛門風呂、野外映画など昭和20年代生まれの少年たちが経験したのびのびと時代を謳歌する家族の姿や思春期の入口に立つ少年の心境や友人関係がつづられます

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「オールドレンズの神のもとで」

著者: 堀江敏幸
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2018年初版
価格: 900円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
「わたしの頭部には一センチ四方の小さな正方形の孔があいている。一生に一度、訪れる激しい頭痛とともに、無名の記憶が不意に臨界点を迎えてなだれ込む。眼前を通過する、飛行機雲、マルタ会談、オリンピックのワンシーン。代々繰り返されてきた、一族の男たちを通過する不思議な体験。それはいったい、何を意味するのか。祖父のつぶやいた言葉を手がかりに、わたしは色と呼ばれる現象を考える。いまの世界に失われた何かを描き出す『オールドレンズの神のもとで』ほか、記憶や風景に抱かれたシーンを描き出す、彩り豊かな掌編小説集」(紹介文より)

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「未見坂」

著者: 堀江敏幸
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2008年2刷
価格: 700円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
「谷崎賞受賞作『雪沼とその周辺』に連なる待望の最新短篇小説集。父が去ったあとの母と子の暮らし、プリンを焼きながら思い出すやさしかった義父のこと、あずけられた祖母の家で、あたりを薄く照らしていた小さな電球、子ども時代から三十数年、兄妹のように年を重ねてきた男女の、近いとも遠いとも計りかねる距離。惑いと諦観にゆれる人々の心を静謐な筆致で描き出す、名手による九の短篇」(帯より)

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「落第免状」

著者: 藤枝静男
出版社: 講談社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1968年初版
価格: 1200円
状態: B-/函背ヤケあり
▼ 本の紹介 ▼
藤枝静男の初の随筆集

【目次より】
「志賀直哉・小林秀雄両氏との初対面」「奈良の夏休み」「志賀氏の油絵」「瀧井孝作氏のこと」「尾崎一雄氏との初対面」「古本屋ケメトス」「書きはじめた頃」「異郷の友」「泥棒三題」「明治村」「実作者と鑑賞者」「日曜小説家」「『ゲルニカ』を見て感あり」「好きな絵」「あやふやな思い出」‥‥など

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「欣求浄土」

著者: 藤枝静男
出版社: 講談社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1971年初版
価格: 1200円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「暗い地霊の叫び、自然と生命のひそやかな好感。未到の境地へと小説を押し開いたしたたかな腕‥‥藤枝文学の極北を示す名作長編。少年期より没後まで、同一の主人公『章』を仮象して、人間の性と血の濃密かつ不可知なる領域を“外科医のメスさばきのような”筆致で追いつめた名作全七章」(帯より)

 →このほかに「藤枝静男」の本があるか調べてみる


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