カヌー犬ブックス


日本の小説・随筆(サ行) (全103件)

「庭のつるばら」

著者: 庄野潤三
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1999年初版
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「たくさんの孫、ハーモニカの音色、ピアノの調べ‥‥、丘の上はいつも上質で華やいだ季節に包まれている。美しい家族の原風景を紡ぐ庄野文学五十年の結実」(帯より)

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「庭の小さなばら」

著者: 庄野潤三
出版社: 講談社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2003年初版
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「多摩丘陵の家の夫婦二人だけの穏やかな日々。暮らしの中に小さな楽しみを見つけ、よろこびの輪を広げながらゆったりと時が流れ…。『群像』連載をまとめて刊行」(紹介文より)

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「けい子ちゃんのゆかた」

著者: 庄野潤三
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2005年初版
価格: 600円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「孫娘のけい子ちゃんに買ったゆかたが大きくて着られない。妻が寸法を直すことになったものの、お祭りは今日の夕方。さて、間に合うだろうか?…孫の成長を喜び、庭に来る鳥たちに語りかけ、隣人との交歓を慈しむ穏やかな日々。夜になると夫はハーモニカで童謡を吹き、妻はそれに和してうたう。子供たちが独立し、山の上のわが家に残された夫婦の豊かな晩年を描くシリーズ第十作」(紹介文より)

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「霧のむこうに住みたい」

著者: 須賀敦子
出版社: 河出書房新社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2010年6刷
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「愛するイタリアのなつかしい家族、友人たち、思い出の風景。静かにつづられるかけがえのない記憶の数かず。須賀敦子の希有な人生が凝縮され、その文体の魅力が遺憾なく発揮された、美しい作品集。」(紹介文より)

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「塩一トンの読書」

著者: 須賀敦子
出版社: 河出書房新社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2003年 初版
価格: 700円 [Sold Out]
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「『一トンの塩』をいっしょに舐めるうちにかけがえのない友人となった書物たち。本を読むことは生きることと同じという須賀は、また当代無比の書評家だった。好きな本と作家をめぐる極上の読書日記。」(紹介文より)

 →このほかに「須賀敦子」の本があるか調べてみる

【目次より】
「ユルスナールの小さな白い家」「「インド夜想曲」と分身」「魅惑的な「外国語」文学」「写真の予感に導かれて」「読書日記」「小説の中の家族」‥‥など


「スクリーンの夢魔」

著者: 澁澤龍彦
出版社: 潮出版社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1978年初版
価格: 1000円
状態: B-
▼ 本の紹介 ▼
「恐怖映画の愛好家であり、シュルレアリストのニュー・シネマに通じていた著者の唯一の映画エッセイ集。独特の鑑賞眼によってスクリーンの幻想世界を切り開き、映画の楽しみを伝える。」(紹介文より)

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「つまみぐい文学食堂」

著者: 柴田元幸
出版社: 角川書店
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2006年初版
価格: 600円
状態: B-/背ヤケ
▼ 本の紹介 ▼
「つまみぐい、積もり積もればフルコース!メルヴィルの名作『白鯨』の揚げパンから、オースターの人気作『ムーン・パレス』のチキンポットパイまで、当代きっての名翻訳家でもある当店店主柴田氏が選りすぐった文学の中の食の数々。人の心を揺さぶる一皿を、主人公ならずとも、読んだら思わず食べたくなること請け合いの、極上のエッセイ」(紹介文より)

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「とどのつまり人は食う」

著者: 佐野洋子
出版社: 河出書房新社
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2022年初版
価格: 900円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
佐野洋子の数々あるエッセイから、幼少期に食べた中国の味から晩年に食べた手作りごはんまで食べ物をテーマにしたエッセイを収録。

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「クロッカスの花」

著者: 庄野潤三
出版社: 冬樹社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1970年初版
価格: 800円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「浮島のように漂う現代の自然と人間・・・・透徹した眼と深い詩心に支えられ、生のいとおしみを勁く刻みつける庄野文学のエッセンス」(帯より)

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【目次より】
「郵便受け」「佐渡の定期バス」「日常生活の旅」「アケビ取り」「多摩丘陵に住んで」「板金屋のじいさん」「私の古典」「喜劇の作家」「ロンドンの物音」 ほか収録


「シェリー酒と楓の葉」

著者: 庄野潤三
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1978年初版
価格: 900円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
ロックフェラー財団の奨学金を得て、1957年秋から翌58年夏まで、米国オハイオ州ガンビアのケニオンカレッジの研究員として生活した際につづられた日記をもとに書き起こした作品。

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【目次より】
「シェリー酒と楓の葉」「フィンランド土産」「林の中」「ヨークシャーの茶碗」「移転計画」「船長の椅子」「廃屋」「東部への旅」「除夜」‥‥など


「本当の翻訳の話をしよう」

著者: 村上春樹、柴田元幸
出版社: スイッチパブリッシング
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2019年初版
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
村上春樹と柴田元幸による小説と翻訳をめぐる対談集。

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【目次より】
「帰れ、あの翻訳(村上+柴田)」「翻訳の不思議(村上+柴田)」「日本翻訳史 明治篇(柴田)」「小説に大事なのは礼儀正しさ(村上+柴田)」「短篇小説のつくり方(村上+柴田)」「共同体から受け継ぐナラティブ―『チャイナ・メン』(村上+柴田)」「饒舌と自虐の極北へ―『素晴らしいアメリカ野球』(村上+柴田)」「翻訳講座 本当の翻訳の話をしよう(村上+柴田)」‥‥など


「前途」

著者: 庄野潤三
出版社: 講談社
サイズ: 単行本
発行年: 1968年初版
価格: 1200円
状態: A
▼ 本の紹介 ▼
友達と自分の好きな作家などについて語り、本を貸し合い、同人誌の計画を立て、ビール園に飲みに行き、小旅行に行き、そして戦争・・・・といった20代はじめのどの世代にも共通した無為の日々やいらだちみたいなものが描かれた“戦時下の青春日記”

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「築地川」

著者: 芝木好子
出版社: 講談社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1967年初版
価格: 800円
状態: B
▼ 本の紹介 ▼
銀座の老舗「森むら」を舞台に、少女が一人前の女になるまでを旧家の誇りに生きる人々を絡めて描た作品

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「杏の花」

著者: 芝木好子
出版社: 芸術生活社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1977年初版
価格: 1600円
状態: B-/函セロテープの跡あり
▼ 本の紹介 ▼
「芸術生活」に「美を求めて」と題して連載したものを中心に鏑木清方についてつづったものなどを追加しまとめた本。芹沢錐介による装丁のデザインや色合いのよさはもちろん、函も普通のものではなく本を包んでマジックテープでとめるという凝った作りになっている。ちなみに芹沢錐介は、このほかにも「湯葉・隅田川」や「染彩」「下町の空」といった芝木好子の本の装丁を手がけている。

 →このほかに「芝木好子」の本があるか調べてみる

【目次より】
「珠のきらめきに似て」「美のコレクション」「壺――備前焼」「透明なガラスの夢」「塗物のたのしみ」「民芸館」「千代紙折紙」「革工芸の道」「染編の華麗」「杏の花」「いけばな創造」「花に賭ける。」「染色美」「秋篠寺の技芸天」「人形の世界」「人形と私」「オペラの思い出」「歌舞伎の美」「髪飾り」‥‥など


「鹿のくる庭」

著者: 芝木好子
出版社: 講談社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1975年初版
価格: 1000円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「鹿のくる庭」「秋冷」「菖蒲の浴衣」「坂道」「姉」「父の部屋」「冬の旅」「浅春」の8編を収録した短篇集

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「随筆 町ッ子」

著者: 獅子文六
出版社: 雪華社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1964年初版
価格: 1000円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「町ッ子」「ふるさと横浜」「横浜今昔」「正月の下落」「山陰紀行」「一億総浮かれ」「ロンドンの男と女」「マロン・グラッセの教え」「正宗白鳥さんのこと」「スポーツと私」「早慶戦」‥‥など、慶應義塾幼稚舎のころから執筆時当時までを通じて、山の手ッ子に対する著者の町ッ子の印象などを中心につづった随筆集

 →このほかに「獅子文六」の本があるか調べてみる


「LIFE 12か月」

著者: 飯島奈美、重松清
出版社: ほぼ日
サイズ: 21×15cm(ハードカバー)
発行年: 2023年初版
価格: 1200円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
2009年からシリーズ6巻を刊行している料理本『LIFE』の最新刊。重松清が書き下ろした12か月、各1話ずつの物語をもとに46のオリジナルの料理のレシピを紹介

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「世をへだてて」

著者: 庄野潤三
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1987年初版
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「突然襲った左半身麻痺。―脳内出血の大病を克服してここに綴る。生と死をさまよう中での幻想と幻覚そしてよみがえる生命への歓びと新たな観想」(帯より)脳内出血を起こし入院した著者が退院後、福原麟太郎の「秋来ぬと」という闘病記に触発され、入院していたときのことや退院後のことをつづった闘病記。

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【目次より】
「夏の重荷」「杖」「北風と靴」「大部屋の人たち」「Dデイ」「作業療法室」「同室の人」‥‥など


「飲み食ひの話」

著者: 獅子文六
出版社: 河出書房
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1956年初版
価格: 1700円
状態: C+
▼ 本の紹介 ▼
著者自身もあとがきで「随筆を頼まれて、タネのないときは、いつも酒や食べ物について書くことにしている。飲み食ひの話だと、心も、筆も軽くなるのである」と書いているように、読むほうも軽く楽しめる食随筆。「パリの喫茶店」や「パリ料亭案内」」「パリの日本料理」などフランス留学の経験をもとにした随筆も収録されている。装幀は芹澤_介。

 →このほかに「獅子文六」の本があるか調べてみる

【目次より】
「わが食ひしん坊」「昨日の美味は今日の美味にあらず」「細君料理」「東京のフグ」「一番食べたいもの」「惣菜洋食瑣談」「豆腐の問題」「汽車辨當」「鉢盛料理」「西南食物誌」「酒と餅」「シャンパン談義」「ビールと女」「トンカツ談義」「野菜洋食」「故ク濱」「南京料理事始」「洋食と母」「私の食べ歩き」‥‥など


「246」

著者: 沢木耕太郎
出版社: スイッチパブリッシング
サイズ: 25×19cm(ソフトカバー)
発行年: 2007年初版
価格: 900円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「もしかしたら、『深夜特急』はかなりいい本になるかもしれない‥‥。のちの名作となる原稿を書きながら、本を読み、映画を観、ときどき酒を飲み、そして国道246号線沿いを歩きながら思考した日々。疲れを癒すのは、『オハナシ』をせがむ幼い娘と過ごす夜のひととき。産みの苦しみと喜びを交互に味わいながら疾走した一九八六年を、丁寧に切り取った日記エッセイ」(紹介文より)

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「六つの晩年」

著者: 城夏子
出版社: 講談社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1978年初版
価格: 1000円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「悲しみはかみしめるより忘れ、愉しさばかり心に留めて、人生の黄昏は明るく楽しい。六人六様の晩年をあたたかく描く、珠玉の書き下ろ連作小説集。」瀬戸内寂聴との対談「しあわせな晩年」も収録

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「とんがらしの誘惑」

著者: 椎名誠
出版社: 文芸春秋
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1999年初版
価格: 500円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
チャンピオンベルト制にして奪いあったらどうか文学賞、ヨレヨレ難解宇宙文字からようやくワープロで脱出、風邪ひいてゴホゴホ怪獣と化す‥‥など、著者の日常がぎっしりつまったエッセイ集。「週刊文春」に連載された「新宿赤マント」の1997年12月〜1998年10月掲載分を収録。

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「ひとり旅ふたり旅」

著者: 佐多稲子
出版社: 北洋社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1978年初版
価格: 1000円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「流麗な筆でつづる生きることの厳しさと歓び。きびしい風雪にたえ、ひたむきに夢と希望をつらぬいて凛々しい。文学的出発の頃のはりつめて清冽な掌篇。『樹影』において日本文学にゆるがぬ金字塔をうちたて、ますます充実した境地をひらく昨今の、円熟して達意の随筆」(帯より)

 →このほかに「佐多稲子」の本があるか調べてみる

【目次より】
「町の中の庭」「わが家は母系家族」「犬との縁」「匂いというもの」「きものとくらし」「素足の美しさ」「ロシア革命の思い出」「長崎の非常」「旅の記憶にまじるもの」‥‥など


「食味歳時記」

著者: 獅子文六
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 1968年初版
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
1月から12月までひと月ごとに美味を取り上げ、その魅力をつづった「食味歳時記」をはじめ、明治の横浜に育って以来の食味遍歴を背景に食文化について語った随筆

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【目次より】
「キントンその他」「貧寒の月というけれど」「貝類なぞ」「春熱燗」「美しき五月.」「鮎の月」「涼しき味」「今朝の秋」「米の味」「魚の味」「菊印のマッチ」「醤油」「胡瓜」「心をこめたオカラ」「馬のウマさ」「明治の京都」「神戸と私」「辻留讃」‥‥など


「ケンブリッジ・サーカス」

著者: 柴田元幸
出版社: スイッチパブリッシング
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2010年初版
価格: 800円
状態: A-
▼ 本の紹介 ▼
「柴田元幸、初のトラベルエッセイ集。20年来の友人でもある作家ポール・オースターに会いにニューヨークへ。大学時代に暮らしていたロンドン、思い出深い音楽の街リバプールへ。米国に移住した実の兄を訪ねてオレゴンのスモールタウンへ。シカゴ在住の作家スチュアート・ダイベックと共に、柴田が生まれ育った東京・大田区六郷の路地裏へ。これまで Coyote の特集で世界中を歩き、綴った紀行文を中心に、柴田が現在も教鞭を執る東京大学本郷キャンパスを舞台にした書き下ろしを加えた一冊」(紹介文より)

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「せきれい」

著者: 庄野潤三
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1998年初版
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「老夫婦の静かな生活を彩る季節の花、懐かしい歌、人びとの去来。確かな日々がここにある。庭の柚子は、二十五年たって初めて実り、「英二伯父ちゃん」の遺したばらは今年も花をつける。時とともに変るもの、変らぬもの―。名作「夕べの雲」から三十年余、山の上のかけがえのない日々を描く長篇」

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「絶対安全文芸批評」

著者: 佐々木敦
出版社: INFASパブリケーションズ
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
発行年: 2008年初版
価格: 800円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
毎月刊行される文芸誌全て読むという驚異のスタジオ・ボイス連載「絶対安全文芸時評」。各紙誌につづった数々の文芸批評や書評。阿部和重、古川日出男、宮沢章夫、西島大介、高橋源一郎、吉田修一、桐野夏生、佐藤友哉、青山真治を評した渾身の作家論。さらに、文芸誌のありかたと書評の可能性に迫る対談2本を新録

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「白洲スタイル」

著者: 白洲信哉
出版社: 飛鳥新社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 2009年初版
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
白洲次郎・正子を父方の祖父母、小林秀雄を母方の祖父に持ち細川護熙首相の公設秘書を務めた著者が、自身の生活スタイル、美意識がどのように形成されたかを白洲次郎、白洲正子、小林秀雄のエピソードとともにつづる。

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【目次より】
「自分の部屋での時間」「骨董は預かり物」「外国人のような眼」「イギリス暮らしで日本語に目覚める」「中二階の書斎」「モノとの時間」「白い壺」「子どもの頃の時間」「坂の家」「小林秀雄との時間・将棋相手」「白洲次郎との時間・どてらでウイスキー」「ほどよい距離」「白洲正子との時間・祖母との旅」「小林の祖母との時間」「考古学の時間」「イギリスの食卓の時間」「茂木健一郎と白洲信哉の対談」「骨董との出会い」「初めて買った骨董」「骨董商との付き合い」「骨董の楽しみは、いじくり回すこと」「『食』の時間」「白洲家の食材」「白洲家のもてなし」「『酒』の時間」「『旅』の時間」「ときには海外へ」‥‥など


「散歩道から」

著者: 庄野潤三
出版社: 講談社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1995年初版
価格: 700円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
病気にかかったことがきっかけで近所を散歩するようになった話やお墓参りで大阪に行く話、宝塚についてといった身辺雑記から井伏鱒二がなくなったこと、小沼丹といった交流があった人たちのことなどをつづった随筆集

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「野菜讃歌」

著者: 庄野潤三
出版社: 講談社
サイズ: 単行本(ハードカバー)
発行年: 1998年初版
価格: 900円
状態: B+
▼ 本の紹介 ▼
「丘の上の家に移り住んで幾十年が経ち、“禿山”だった庭には木々や草花が育ち、鳥達が訪れる。巣立った子供や身近な人々の間を手作りや到来の品が行き交い、礼状に温かく心が通い合う。「野菜が好き」と語り出す食べ物の話、父母や師友への追懐、自作の周辺等、繰り返しとみえてその実同じではあり得ない日常を、細やかな観察眼と掌で撫でさする慈しみを以て描き静かな感動を誘う随筆四三篇に、中篇「私の履歴書」を併録」(紹介文より)

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