日本の小説・随筆(ア行) (全161件)
「ハカセ記念日のコンサート 増補版」
著者: | 青柳いづみこ | |
出版社: | ショパン | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2005年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「わたしは、ピアノを、水のように弾くのが、大好きです」という博士の肩書きを持ち、クラシック界きっての筆の立つピアニストである著者が1990年に初めて刊行したエッセイ集の増補版
【目次より】 「ピアノってなんだろう」「はじめに」「ハカセ記念日のコンサート」「ピアニストのお昼ごはん」「あったかいピアノ、つめたいピアノ」「二代目」「ドビュッシー」‥‥など |
「アガワ家の危ない食卓」
著者: | 阿川佐和子 | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 2020年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「朝ご飯を食べながら『今夜は何を食わせてくれるのかね?』と訊き、『まずいものは食いたくない』がモットーの父・弘之。そんな食いしん坊で怒りん坊の亭主と四人の子供のために台所に立ち続け、齢九十をこえた母。そして女優業にも忙しくなった娘。毎食が波乱含みの食卓の情景で綴る一家の歴史。和田誠氏への追悼文を附す」(紹介文より)
→このほかに「阿川佐和子」の本があるか調べてみる 【目次より】 「旨いプレゼント」「風々録その後」「小腹の幸」「素手にぎり」「かつぶしご飯」「泡だらけ伝授」「母の味」「キャベツ巻きそれぞれ」「デビルオムレツ」「すでにアッタリー・ガッカリー」「ハム入りマカロニの謎」「牛乳嫌い」「楽屋まで」「二度使い」「箸箸のすむ処」‥‥など |
「文庫本雑学ノート〈2冊目〉文庫王のごひいき文庫ものがたり」
著者: | 岡崎武志 | |
出版社: | ダイヤモンド社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 2000年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
岩波文庫の表紙の2粒のブドウはどこへ行った?文庫本のオビを説き、カバーにほおずりし、中身のすみずみ、奥付、検印まで味わいつくす‥‥文庫でしか味わえない楽しみをつづった本
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「パリ、その日その時」
著者: | 朝吹登水子 | |
出版社: | 人文書院 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1979年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
1930年代にパリに留学し、その後、サガンやボーヴォワールなどの著作の翻訳を手がけた著者が、留学時の出来事や出逢った人々との交流、そして1970年代のパリ、明日のパリにについてつづる。
→このほかに「朝吹登水子」の本があるか調べてみる 【目次より】 「サルトルの新作『アルトナの幽閉者』」「ジャン・ジュネの戯曲『黒人たち』」「パリを騒がせたデートリッヒ」「ァルベール・カミュの死」「シャルパンチエ画廊の救済入札」「バロー演出によるイヨネスュの『犀』」「マルケ未亡人を訪ねる」「日本公演の準備をするバロー」「サガンの『スェーデンの城』」「パリの職人」「ジャン・ジュネの『ル・バルコン』」「開館された レジェ美術館」「ある哲学女教師の自殺」「フランスのウーマン・リブこぼれ話」「パン喰い人種」「カルダンのサラ.ベルナール展」「パリの森有正さん」「『老いの国への散歩』を観て」「パリー季節と花と」「西洋骨董入門の記」「アルプスの温泉療法」「日本の電話フランスの電話」「大芸術家の調香師」「パリの田淵安一さん」‥‥など |
「しろい虹」
著者: | 石田千 | |
出版社: | KKベストセラーズ | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2008年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「虹の七色は、赤と青となんだったか。歌うように気楽に覚えたことなのに、出てこない。色の足りない光の橋が、かかりかけては、溶けていく―。虹色の日々、七色の季節。石田千、最新エッセイ集」(紹介文より)
→このほかに「石田千」の本があるか調べてみる |
「家へ」
著者: | 石田千 | |
出版社: | 講談社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2015年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「彫刻家を目指す美大生の新太郎は、日本海沿いの町で、母親とその内縁の夫『「じいちゃん』の3人での家庭で育った。実の父親、「倫さん」と親しく交流を続けている。複雑ながら穏やかな関係を保つ家族だったが、やがて、彫刻の修業のために、新太郎が留学を考えはじめたころ、小さな亀裂が走り始める」(正気阿分より)
→このほかに「石田千」の本があるか調べてみる |
「文豪たちの釣旅」
著者: | 大岡玲 | |
出版社: | フライの雑誌社 | |
サイズ: | 18×13cm(ソフトカバー) | |
発行年: | 2012年初版 | |
価格: | 500円 | |
状態: | A+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
開高健、幸田露伴、井伏鱒二、坂口安吾、山本周五郎‥‥。日本の文豪14人が描いた釣りと旅とその作品世界を案内。
【目次より】 「六十五センチの幻」(開高健)/「なんちゃって文豪、雌釣りに行くの記」(幸田露伴)/「山根魚の憂鬱」(井伏鱒二)/「釣師という人種」(坂口安吾)/「自然は平等である」(戸川幸夫)/「夢を釣る詩魂」(岡倉天心)/「乾いた不思議な笛の音が‥‥」(福田蘭童)/「釣りで人は救われるか?」(立原正秋)/「大きいことはいいことだ?」(尾崎一雄)/「ありがタイのかフクの神」(森下雨村)/「水郷・江戸の面影はいずこに」(池波正太郎)‥‥など |
「花のすがた」
著者: | 岡部伊都子、前田藤四郎 | |
出版社: | 創元社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1978年2刷 | |
価格: | 800円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
好きな花、心にのこる花、平凡な花、貴重な花‥‥著者が思い浮かぶ様々な花から一つずつ取り上げ、その花にまつわることがらをつづった本。1975年から1976年にかけて読売新聞の婦人欄に毎週日曜に掲載された連載をまとめたもの。関西における創作版画の草分け的存在として知られた前田藤四郎による花の絵が添えられています
→このほかに「岡部伊都子」の本があるか調べてみる |
「都市を翔ける女―二十世紀ファッション周遊」
著者: | 海野弘 | |
出版社: | 平凡社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1988年初版 | |
価格: | 1200円 | |
状態: | B-/背ヤケ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「ファッションは時代の夢を映す鏡。コルセットを脱いで街に飛びだした女たちの《ファッション》は、美術・演劇・映画・写真…あらゆる都市空間で自由の翼を広げてゆく。世紀末から世紀末まで、ディケイドで語るファッションの魅力。」(紹介文より)
→このほかに「海野弘」の本があるか調べてみる |
「屋根の花 大佛次郎随筆集」
著者: | 大佛次郎 | |
出版社: | 六興出版 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1980年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B-/函少しシミあり | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
全集未収録の随筆を、道ばたの草木や京都、奈良などへの旅、幼少の頃のこと、交遊録‥‥などに分類しバランスよく収録した本。
→このほかに「大佛次郎」の本があるか調べてみる 【目次より】 「屋根の花」「太郎冠者」「正月休み」「彼岸浄土」「紅葉狩」「朝の光」「古本さがし」「松下村塾」「旅の誘い」「飛鳥の春」‥‥など |
「続 スプーン一杯の幸せ―愛と生のメルヘン」
著者: | 落合恵子 | |
出版社: | 祥伝社 | |
サイズ: | 18×13cm(ソフトカバー) | |
発行年: | 1975年49版 | |
価格: | 1200円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
文化放送「セイ!ヤング」でのDJで人気を博し、現在は絵本専門店「クレヨンハウス」を経営する著者によるポエム・エッセイ・小説を集めたシリーズ。1973年から1976年に「ノン・ブック」より6冊のシリーズが刊行されている。
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「みつまめ随筆」
著者: | 秋山安三郎 | |
出版社: | 朝日新聞社 | |
サイズ: | 20×11cm(ソフトカバー) | |
発行年: | 1955年初版 | |
価格: | 1200円 | |
状態: | B | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
秋山安三郎は浅草生まれで、9歳の時に奉公に出されさまざまな職業に就いたのち、報知新聞や朝日新聞で演劇記者として活躍した。また「東京っ子」や「町の随筆」「下町今昔」といった東京についての随筆集も多く出している。自分の書くものには駄菓子の味がするという人に言われることから駄菓子に縁のある「蜜豆」をタイトルにした随筆集。お菓子や食べものの話というわけではぜんぜんなく、小学校を卒業した後、職を転々をしながら新聞社で働くようになるまでの若い頃の話を中心につづられている。
→このほかに「秋山安三郎」の本があるか調べてみる |
「今日の雪」
著者: | 大佛次郎 | |
出版社: | 光風社書店 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1970年初版 | |
価格: | 1200円 | |
状態: | B+/函シミあり | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「随筆新集121編。昨日の花、今日の雪、今書きとめておかなければ明日は流れのなかに失われてしまう日常のくさぐさ――自然と文化の、移ろいと荒廃のあいだにしずかに澄んだ眼が見とどけた確かないのち」(帯より)
→このほかに「大佛次郎」の本があるか調べてみる 【目次より】 「花あちこち」「京からかみ」「飛騨の朝市」「散歩について」「ビートルズを見た」「都会の原っぱ」「ナポレオンの寝台」「横浜の舟待ち」「屋上庭園」‥‥など |
「キャベツ炒めに捧ぐ」
著者: | 井上荒野 | |
出版社: | 角川春樹事務所 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 2011年初版 | |
価格: | 500円 | |
状態: | A+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「東京の私鉄沿線の、小さな町のささやかな商店街の中に「ここ家」がある。こだわりのご飯に、ロールキャベツ、肉じゃが、コロッケ、ひじき煮、がんも、あさりのフライ、茄子の揚げ煮、鯵のフライ・・・・・・、「ここ家」のお惣菜は、どれもおいしい。オーナーの江子は61歳。友だちとダンナが恋仲になってしまい、離婚。麻津子は、60歳。ずっと想いつづけている幼なじみの年下の彼がいる。一番新入りの郁子は、子どもにもダンナにも死に別れた60歳過ぎ。3人は、それぞれ、悲しい過去や切ない想いをいだきながらも、季節ごとの野菜や魚を使い、おいしいお惣菜を沢山つくり、お酒を呑み、しゃべって、笑って、楽しく暮らしています。」(紹介文より)
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「東京発のアメリカ通信 Wave the Flag」
著者: | 枝川公一 | |
出版社: | トランスアート | |
サイズ: | 21×15cm(ソフトカバー) | |
発行年: | 2000年初版 | |
価格: | 2000円 | |
状態: | A+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
1994年当初はワープロで作ったものをプリントアウトしたものを購読者に届けていたというメディア「Wave the Flag」を書籍化したもの。アメリカの文化や社会現象、政治‥‥など、商業誌ではなかなか書けない著者が個人的に興味を引いたものが取り上げられている
→このほかに「枝川公一」の本があるか調べてみる |
「ホテル・カリフォルニア以後 アメリカ同世代を読む」
著者: | 青山南 | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1982年 初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
ヒッピー・ムーヴメント、カウンター・カルチャーの終焉を示唆しているイーグルスのヒット曲「ホテル・カリフォルニア」。マーク・ヴォネガット、レイモンド・カーヴァー、ティム・オブライエンなどを取り上げ、1976年以降の同時代のアメリカ文学、アメリカン・カルチャー全般を読み解いた本。
→このほかに「青山南」の本があるか調べてみる 【目次より】 「ヒッピーなんてこわくない<マーク・ヴォネガット>」「冬の日の一九七五年<アン・ビーティ>」「ヒッチハイキング・ブルース<トム・ロビンス>」「ママと星条旗とアップルパイ」「かれらは廃馬を撃たない」「ボールドウィン、ジョバンニと会う」‥‥など |
「乗りもの紳士録」
著者: | 阿川弘之 | |
出版社: | KKベストセラーズ | |
サイズ: | 18×18cm(ハードカバー) | |
発行年: | 1973年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B-/購入日書き込みあり | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「鉄道のみならず、自動車・飛行機・船と、乗りもの全般に並々ならぬ好奇心を燃やす著者が、乗りものを介しての「紳士たち」との交友を綴る。前払いで香典を要求する吉行淳之介、竹馬の曲乗りが得意な志賀直哉、お巡りさんからいつも親切に扱われる芦田伸介、人の運転にあれこれ口を出すバックシート・ドライバー有吉佐和子、カミナリがこわくて声もひきつる倉本聡、夫人に頭の上がらない遠藤周作ら登場。」(紹介文より)
→このほかに「阿川弘之」の本があるか調べてみる |
「遊びつづけるピーター・パン」
著者: | 海野弘 | |
出版社: | 駸々堂出版 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 1984年2刷 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
1980年代に最先端だった風俗や文化などについての批評集。
【目次より】 「記号としての風俗(遊びつづけるピーター・パン/つぎはぎ文化の時代/おくればせにE.T./都市とホテル‥‥など)」「広告と写真(ソフィスティケーテッド・ライフ/広告写真の誕生/写真のポスト・モダニズム‥‥など)」「アートのなかの〈文化〉労働者(都市は〈と〉の市である。/『芸術と革命』展の解読/美術批評の自立について‥‥など)」「都市のダイヴァー(都市の陰影/マンハッタン・ダイヴァー/地下道/ミュージアム・シティ‥‥など)」 |
「とっておきの銀座」
著者: | 嵐山光三郎 | |
出版社: | 新講社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 2207年3版 | |
価格: | 500円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「昼下がりのぜいたく銀座ランチ、もらって歓喜の美味しい手みやげ、和洋銀座老舗の逸品小物あれこれ。食べました、見つけました、買いました。嵐山光三郎選りすぐりの銀座案内」(帯より)
【目次より】 「銀座ならではの懐中硯を入手―竹葉亭銀座店〜トラヤ帽子店〜和光〜鳩居堂」「ベルギー仕込みのシャンパン・トリュフがシュワーッ―奥村書店〜文明堂カフェ東銀座店〜銀之塔〜デルレイ〜菊水〜タカゲン〜ライオン7丁目店」「池波正太郎氏にならって紬の角袖コートを買う―天一〜空也〜夏野〜銀座もとじ」「行く春や七本原の虹の色―吉兆・歌舞伎座店〜嵩山堂はし本〜すきやばし次郎〜中嶋〜くのや〜若松」「下駄ひとつ買って涼しき銀座かな―好々亭〜ぜん屋〜新松」‥‥など |
「男の縁日」
著者: | 荻昌弘 | |
出版社: | 大和出版 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 1979年初版 | |
価格: | 600円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
月曜ロードショーの解説者を長年務めた映画評論家で、料理研究家、オーディオ評論家としても知られている著者が、日常のあれこれをテーマにつづったエッセイ集。
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「懐中時計」
著者: | 小沼丹 | |
出版社: | 講談社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1969年初版 | |
価格: | 1700円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
大寺の家に、心得顔に1匹の黒と白の猫が出入りする。胸が悪く出歩かぬ妻、2人の娘、まずは平穏な生活。大寺と同じ学校のドイツ語教師、先輩の飲み友達、米村。病身の妻を抱え愚痴1つ言わぬ“偉い”将棋仲間。米村の妻が死に、大寺も妻を失う。日常に死が入り込む微妙な時間を描く「黒と白の猫」や、磨き上げられたみごとな筆致でさまざまな交友ぶりを淡々と描きつつ、さりげなく人の死やこの世のことどもを語った「懐中時計」などを収録した短篇集。
→このほかに「小沼丹」の本があるか調べてみる 【目次より】 「黒と白の猫」「タロオ」「蝉の抜殻」「揺り椅子」「エヂプトの涙壺」「断崖」「砂丘」「影絵」「自転車旅行」「懐中時計」「ギリシヤの皿」 |
「おんな作家読本」
著者: | 市川慎子 | |
出版社: | ポプラ社 | |
サイズ: | 18×13cm | |
発行年: | 2008年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「古本屋、海月書林の店主が明治生まれの女性作家16人について、人生を作品を語る。
【目次より】 「強くて明るい庶民の娘―林芙美子」「乙女魂の代弁者―吉屋信子」「美の世界の女王―森茉莉」「ハイカラで渋好みのおしゃれ女子―中里恒子」「聡明な貴婦人―片山廣子」「女子文壇の大姐御―長谷川時雨」「らんちゅう童女―岡本かの子」「理系モダンな女の子―尾崎翠」‥‥など |
「雨降りだからミステリーでも勉強しよう」
著者: | 植草甚一 | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1973年6刷 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B+/背ヤケ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
雑誌のミステリー紹介コラム「フラグランテ・デリクト」と、監修を担当した海外推理小説のシリーズの作品解説を集めた「クライム・クラブ」の2つをまとめた1950〜60年代にかけての欧米のミステリーブックガイド
→このほかに「植草甚一」の本があるか調べてみる 【目次より】 「一九六〇年前後の推理小説の状況」「犯罪小説の新しい波」「オフ・ビート・スリラーについて」「サイモン・トロイとの出会いから」「英米で注目されだしたフランスの推理小説」「いくら読んでも終わらないスリラー」「スパイ小説のぶり返しとイアン・フレミングの愉快なエッセー」「さかんに書きまくるエクスブラヤ」「テレビに出演したシムノンの話から」‥‥など |
「こんなコラムばかり新聞や雑誌に書いていた」
著者: | 植草甚一 | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1974年2刷 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B+/カバー少しイタミあり | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「ヴィレッジ・ヴォイス」から池波正太郎、筒井康隆まで夜を徹して読んで書きまくった「本」にまつわるコラム集。1960年代から1970年代の海外小説や日本の中間小説のブックガイドとしても、植草流「読書術」としても楽しめます
→このほかに「植草甚一」の本があるか調べてみる 【目次より】 「J・J氏と神田神保町を歩く」「海外読書散歩」「ブックランド」「ペーパーバックス」「ミステリー・ガイド」「中間小説研究」‥‥など |
「「暮しの手帖」とわたし」
著者: | 大橋鎭子 | |
出版社: | 暮しの手帖社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 2013年4刷 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「暮しの手帖」創刊者である故・大橋鎭子による90歳にして初の自伝。戦後まもなく「暮しの手帖」が生まれたきっかけから、花森安治との出会い、書店をまわった創刊当時のこと、商品テストなど独自の記事を作りだした編集室の様子‥‥など、社長兼編集者として生涯を出版に捧げた一生がつづらています。
→このほかに「暮しの手帖」の本があるか調べてみる |
「ない世界」
著者: | 江口宏志 | |
出版社: | 木楽舎 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 2013年初版 | |
価格: | 600円 | |
状態: | A+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
ブックショップ「UTRECHT」の代表だった著者による12か月、12の「自分なくし」の物語。「ケータイをなくしてみたら、電話としてはほとんど使っていなかったことに気づく」「お酒を飲まなくしてみたら、昔からの友人に『あんまり笑わなくなったね』と言われる」「怒る感情をなくしてみたら、自分は怒っていないのに相手を怒らせてしまった」「名字をなくしてみたら、相手との距離は縮まるどころか遠ざかって昔の夫婦みたいだ」「写真を撮らなくしてみたら、コミュニケーションこそが写真の評価そのものだと思いいたる」‥‥など、実際に体験した「ない世界」の記録
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「古い物、遠い夢」
著者: | 青柳瑞穂 | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1976年初版 | |
価格: | 1500円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
詩人でフランス文学者であり骨董蒐集家としても知られ、井伏鱒二などを中心とした中央線沿線に住む文士たちの集い「阿佐ヶ谷会」のまとめ役でもあった著者による随筆集。若いころの話や身辺雑記からフランス文学について、若き日の詩集『睡眠』、骨董遍歴をつづる『ささやかな日本発掘』‥‥などの随筆と詩を118篇収録。
「光琳の唯一美しい肖像画(現在重要美術品)や平安陶の完器第一号を発見しながら生涯を野の人で通した著者。若き日の詩集『睡眠』から死期まで、骨董遍歴をつづる『ささやかな日本発掘』ほか、エッセイと詩118篇。美を待ちうけるこころと美しい物への在処を静かに物語る、古い物、遠い夢への旅の記」(帯より) →このほかに「青柳瑞穂」の本があるか調べてみる 【目次より】 「ふるさと、若い日、詩抄」「わたしのフランス文学」「批評と交遊」「旅の日、家居の日」「ささやかな日本発掘」‥‥など |
「リヨンの夜」
著者: | 海野弘 | |
出版社: | 河出書房新社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1991年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
街に夢見る四次元の迷路。時間の列車に後ろ向きに乗って、見なれたはずの見知らぬ街へまぎれこむ私は、やがて私自身へもどってゆく。平凡社の雑誌「太陽」の編集長を務め、都市論、文学、音楽、映画、ファッションなど幅広い分野での評論を行ってきた著者による初の短篇小説集
→このほかに「海野弘」の本があるか調べてみる |
「春夏秋冬帖」
著者: | 安住敦 | |
出版社: | 牧羊社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1975年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B+/背ヤケあり | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
安住敦は逓信省に勤めながら久保田万太郎らと俳句雑誌「春燈」を主宰したりしていた俳人。この本はその「春燈」の編集後記をまとめたもので、タイトルのとおり1月から始まり12月で終わるという構成で日々のできことや交友のある人々についてなどがつづられている
【目次より】 「流萬歳旦」「まゆ玉」「七福神詣」「節分」「流し雛」「浜木綿」「走り梅雨」「マロニエ」「四谷怪談」「秋立つ」「颱風季」「尾ノ道にて」「スズカケ書房」「曼珠沙華」「冬用意」「除夜」「年越蕎麦」‥‥など |
「出ふるさと記」
著者: | 池内紀 | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2008年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
高見順、尾崎翠、寺山修司、深沢七郎‥‥。家出、漂流、彷徨。ふるさとを振り捨て、破天荒な人生を歩んだ一二人の作家たち。彼らを「その人」たらしめたのも、またふるさとだった。作家の原点を訪ねる列伝紀行
【目次より】 「私生児―高見順」「漂流物―金子光晴」「引揚者―安部公房」「記録係―永井荷風」「笑い虫―牧野信一」「迷走―坂口安吾」「彷徨―尾崎翠」「巣穴―中島敦」「家出―寺山修司」「雲隠れ―尾崎放哉」「うろつき―田中小実昌」「世捨て―深沢七郎」‥‥など →このほかに「池内紀」の本があるか調べてみる |