イギリス・アメリカ文学(ラ行) (全24件)
「香水ジルバ」
著者: | トム・ロビンズ(訳:高見浩) | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1989年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「欲望学教授」
著者: | フィリップ・ロス(訳:佐伯泰樹) | |
出版社: | 集英社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 1983年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「『ひとりはいやだ!誰かそばにいてくれ!』浴室の鏡に向かって叫ぶ大学教授ケベシュを襲う、凄じい孤独感!“性の神童”といわれ、肉欲の過ちに身をまかせた自己を、冷徹なまでに掘り下げ追究していくとき、ケシュの哀しみはクライマックスを迎える。『さようならコロンバス』『ポートノイの不満』と書きつぎ、やがて『乳房になった男』を著わして、ケベシュを乳房に変身させたロスが、再びケベシュの半生に光をあてた真意はどこに!?ロスの小説の面白さを集約した一冊。」(表紙紹介文より)
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「空高く」
著者: | チャンネ・リー(訳:高橋茅香子) | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 2011年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「イタリア系移民の父が興した造園業を息子にゆずり、軽飛行機三昧の日々を送る主人公。幼い二人の子を遺し、韓国系の妻が自殺めいた死に方をしてから四半世紀。地上半マイルから見下ろすと、すべての憂さが消えてしまうようだ。―だが、母を喪った子どもたちを育ててくれた長年の恋人は去り、老いて施設に暮らす父はいよいよ衰え、結婚を控えた娘は、重い病に襲われる。愛する者を半ば遠ざけるようにして生きてきた男に、決断のときが迫ってくる。全米期待のコリアン・アメリカン作家による、三代に亘るカンバセイション・ピース。」(紹介文より)
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「恋愛療法」
著者: | デイヴィッド・ロッジ(訳:高儀進) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1997年2刷 | |
価格: | 1200円 | |
状態: | B- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
タビー(ふとっちょ)という相性を持つ主人公は、TVの台本作家として成功した58歳の中年男で、最近、膝の痛みから慢性的鬱状態となり、いくつものセラピーを受けている。しかしその治療がきっかけでなんとキルケゴールにのめり込んでしまい、その生涯に自分の姿を合わせみるなど奇矯な振る舞いが現れ、ついには大学教師の妻にも愛想を尽かされ・・・・。心の癒しというテーマを独特のユーモラスな語り口でコミカルに描いた作品
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「ボート」
著者: | ナム・リー(訳:小川高義) | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 2010年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「作家修業中のベトナム系青年。戦争中、少年だった父はその目で何を見たのか。多くを語らずに生きてきた父と、書きあぐねながら、出自は題材にすまいとする息子(「愛と名誉と憐れみと誇りと同情と犠牲」)。初老の画家がカーネギーホールに向かおうとしている。妻とともにロシアに去った娘が、天才少女チェリストとして凱旋したのだ。いそいそと支度をする男の待望の一夜(「エリーゼに会う」)。そして、ベトナムから難民ボートに一人乗り込んだ少女の極限の12日間を描く表題作「ボート」など、すべて異なる土地を舞台とした全7篇。生後3カ月で両親とともにベトナムからオーストラリアへ渡った作家が、持てるすべてを注ぎ込んだ清新なデビュー短篇集。プッシュカート賞、ディラン・トマス賞ほか多数受賞」(紹介文より)
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「千年の祈り」
著者: | イーユン・リー(訳:篠森ゆりこ) | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 2007年3刷 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「離婚した娘を案じて中国からやってきた父。その父をうとましく思い、心を開かない娘。一方で父は、公園で知りあったイラン人の老婦人と言葉も通じないまま心を通わせている。父と娘の深い縁と語られない秘密、人生の黄昏にある男女の濁りのない情愛を描いた表題作ほか全十篇。北京生まれの新人による全米注目の傑作短篇集。」(紹介文より)
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「最後の晩餐の作り方」
著者: | ジョン・ランチェスター(訳:小梨直) | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 2001年初版 | |
価格: | 900円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
イギリス人でありながらフランスびいきの食通主人公は、第二の故郷であるプロヴァンスへとひとり旅をしている。その途中滞在したホテルや立ち寄ったレストランでの食事の模様を語りながら、料理に関するレシピやうんちくをつぶさに開陳し、ついでに家族や自分自身の思い出もそこへ差しはさんでいく
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「コニーアイランド物語」
著者: | ノーマン・ロステン(訳:青木由紀子) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1980年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
20代のはじめから詩を発表し、またラジオ放送作家としてオーソン・ウェルズの「ハロー・アメリカンズ」などを手がけた著者による初めての小説。コニーアイランドの海辺の遊園地を舞台に少年が大人になるひと夏を描く
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「どこまで行けるか」
著者: | デイヴィッド・ロッジ(訳:高儀進) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1984年初版 | |
価格: | 1800円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
タイトルの「どこまで行けるか」は、「セックスの手前の段階だったら、女の子はどこまで許してくれるか」という意味で、同じ教会に通う8人の男女が、セックス解放の時代である1960年代をいかに生きたかをコミカルに描いた作品
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「エリア随筆」
著者: | チャールズ・ラム(訳:平井正穂) | |
出版社: | 八潮出版社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1986年3刷 | |
価格: | 1300円 | |
状態: | B+/函にシミあり、本体はきれいです | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「コミックブック・キラー」
著者: | リチャード・A.ルポフ(訳:羽田詩津子) | |
出版社: | 早川書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1990年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
郊外に住む白人の独身で几帳面な性格で母親と一緒に暮らすプラムと黒人でタフな街の警官リンジーが盗まれたコミックブックそして次々と起こる殺人事件の難事件に挑む。盗まれたコミックブックにはどんな秘密が?すべての鍵は本書のコミックの中にある。この難事件を解決するのは、マンガ好きのあなたしかいない!巻末には架空のコミックの再販版まで収録されたミステリ小説
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「緑色革命」
著者: | チャールズ・A・ライク(訳:邦高忠二) | |
出版社: | 早川書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1976年11版 | |
価格: | 1200円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
アメリカが現在(1960年代)のような危機的な状況に陥ったのは、どんないきさつによってであろうか。危機に対応して新しい世代の意識にはどんな変化が起きたのだろうか。といった問題を統合国家の概念、意識における3つタイプによって解明しています
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「砂の城」
著者: | メアリ・ラヴィン(訳:中村妙子) | |
出版社: | みすず書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1975年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「アイルランドの美しく、静かな田園と海と町を背景にえがかれる人間の生のリズムと死、声、姿、愚かさと賢さ‥‥ここにあるすべては永遠の現在である。中世のバラードのように、その物語はとこしえに存するかにみえる。それはわたしたち自身の形と影を映すポートレートであり、日常の些事のなかに劇的感覚を秘めて心に響く。」(カバー裏紹介文より)
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「ザ・ベスト―新知的紳士百科全書」
著者: | レナード・ロス(訳:常盤新平) | |
出版社: | 講談社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1980年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | B- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「これだけ知っていれば知的になれる。風邪薬、機内食、禁煙法、コニャック、テニスラケットなどからはては大金持ちへの道、宇宙における天使の推定数まで、数々のザ・ベストを極上のユーモアとエスプリにあふれる楽しい読み物でおくる。随所に各界諸氏の最新情報、マイベスト付き」(帯より)
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「ルーシィの哀しみ」
著者: | フィリップ・ロス(訳:斉藤忠利、平野信行) | |
出版社: | 集英社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1972年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
うだつが上がらず母に暴力をふるう義父に反発し、家族を捨て暖かい「家庭」を作ろうとした主人公が、軍隊上がりの夫や息子に裏切られ見捨てられていく課程を重苦しい文体で描いたロスの長編第二作
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「クライム・マシン」
著者: | ジャック・リッチー(訳:好野理恵) | |
出版社: | 晶文社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2005年2刷 | |
価格: | 800円 | |
状態: | A- | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
殺し屋の前に自称発明家が現れた。自分の発明したタイム・マシンで、殺害現場を目撃したという―表題作「クライム・マシン」、妻の消失に秘められた巧妙な犯罪計画を描くMWA賞受賞作「エミリーがいない」ほか、全14篇。軽妙な語り口に奇抜な発想、短篇ミステリの名手ジャック・リッチー名作選。
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「さよならコロンバス」
著者: | フィリップ・ロス(訳:佐伯彰一) | |
出版社: | 集英社 | |
サイズ: | 単行本(ソフトカバー) | |
発行年: | 1969年初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
近年映画化された「ヒューマン・ステイン」(映画タイトル「白いカラス」)や「父の遺産」「ルーシィの哀しみ」「素晴らしいアメリカ野球」など代表作を挙げるときりのない現代アメリカ文学を代表する作家の1959年のデビュー作。真夏のプールサイドで出会った高級住宅地に住む女子大生と下町の叔父の家に下宿する貧しい青年の恋を描いたストーリー。この作品も1969年にラリー・ピアース監督によって映画化されている。主演はリチャード・ベンジャミンとアリ・マッグロー。主題歌はアソシエイション
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「胸にこたえる真実」
著者: | デイヴィッド・ロッジ(訳:高儀進) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 2000年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
デイヴィッド・ロッジはイギリスの作家で、「交換教授」「ベイツ教授の受難」など、英文学者の経歴を生かした、学者世界を舞台とした「キャンパス・ノヴェル」作品で知られる。この作品は、若くして筆を折った有名作家とその妻、夫妻の旧友で人気脚本家に頼まれての辛辣な若手女性ジャーナリストがインタビューを受けるのだが、それぞれがが胸に秘めた、触れられたくない「真実」が明るみに出てしまうという悲喜劇。もともとは自身がが舞台用に書き下ろした室内劇の脚本を小説かしたものとのこと。
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「パパがニューヨークにやってきた」
著者: | リリアン・ロス(訳:青山南) | |
出版社: | マガジンハウス | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1992年初版 | |
価格: | 600円 | |
状態: | B+ | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「ニューヨーカー」で最も注目されていた執筆者、リリアン・ロスが、1949年10月にヘミングウェイがニューヨークにやってきた時のルポルタージュ。雑誌「ニューヨーカー」に発表されるや、賛否両論の嵐をまきおこした
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「アナザー・デイ・イン・パラダイス」
著者: | エディ・リトル(訳:岡山徹) | |
出版社: | ソニー・マガジンズ | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1998年初版 | |
価格: | 600円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
ドラッグに浸り、快楽を貪るために犯罪を繰り返す日々を送ってるティーンエイジャーのカップルによる悪夢のような犯罪社会から生まれた小説。1998年にラリー・クラークよって映画化された
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「アインシュタインの夢」
著者: | アラン・ライトマン(訳:浅倉久志) | |
出版社: | 早川書房 | |
サイズ: | 単行本(ハードカバー) | |
発行年: | 1993年初版 | |
価格: | 700円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「1905年、スイス。26歳のアインシュタインは特許庁に勤務しながら革命的な物理学理論に打ち込んでいた。それは彼の生涯でもっとも輝かしい年と言われるほど、重要な論文がつぎつぎと発表された1年だった。そして有名な特殊相対性理論の完成を目前にした若き技師は、夜ごと奇妙な夢に悩まされていた。時間がさまざまに変化した異世界の夢‥‥現役物理学者がアインシュタインが見たかもしれない数々の夢を流麗に描く傑作」(紹介文より)
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「アウトサイダーI、II」
著者: | リチャード・ライト(橋本福夫) | |
出版社: | 新潮社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | I:1975年3刷、II:1972年初版 | |
価格: | 2000円 | |
状態: | I:B、II:B | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
「地下鉄事故の死亡者リストに自分の名を発見した戸籍喪失者の純粋な目を通して、黒人=アウトサイダーの孤独な実存を文学的に問いつめる」(紹介文より)
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「大英博物館が倒れる」
著者: | デイヴィッド・ロッジ(訳:高儀進) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1982年初版 | |
価格: | 1000円 | |
状態: | A | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
25歳で3人の子持ちの主人公は、完成する見込みのない論文を書きに、大英博物館におんぼろスクーターで通う。そんな大学院生が遭遇する珍事件を描いたカトリック小説
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「交換教授」
著者: | デイヴィッド・ロッジ(訳:高儀進) | |
出版社: | 白水社 | |
サイズ: | 単行本 | |
発行年: | 1982年 初版 | |
価格: | 800円 | |
状態: | B | |
▼ 本の紹介 ▼ | ||
大学紛争まっさかりの1969年、イギリス人とアメリカ人の2人の中年英文学教授が交換教授としてそのポストを取り換える。アメリカでは大学に仕掛けられた爆弾が爆発するトコに遭遇、イギリスでは上品な生徒にうんざりしたり・・・・と違う環境に二人は戸惑うばかりだが・・・・
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